ひろろーぐ

小さな山村で暮らしながら、地域社会、民俗、狩猟、採集について考察・再定義するブログ

日々、淡々と生きていくこと。  

 

ども、田口(@tagu_h1114_18)です。

地域おこし協力隊を終えたあたりから、”特別な日”がいつか訪れることを期待したりせず、毎日がただ流れていく感覚の中で暮らしています。

 

7時に起きて、朝ごはんを食べて、コーヒーを飲みながら着替えたり本を読んだり、PCを眺めたり。

8時~8時半頃には外仕事に出かける。

12時 家に帰ってきてご飯を食べ、13時までお昼寝したり、メッセージを処理したり。

13時 再び外仕事へ。

18時 家に戻り、ご飯を作る。

19時 ご飯を食べながらyoutubeを見る。

20時 PCに向かって事務処理をしたりブログを書いたり企画をしたり。

25時くらいになると布団に入り、本やスマホを見ながら眠る。

 

毎日同じではないですが、大よそはこんなペースで暮らしています。

「メディアに結構出てたし、有名だし、イケてる人たちと繋がっているから面白い仕事が舞い込んでくるだろうし、毎日充実してるでしょ?」みたいなことを言われたことがありますが、そんなことは断じてありません。大鳥の人たちと過ごしている時間が9割以上で、毎日地味に暮らしてます。今は草刈りの仕事ばかりしています。笑

 

僕のタスク管理。4年前から続けてきたデイリー報告

僕は『デイリー報告』というのを4年前から毎日しています。これは、今日やったこと、これからやること、今日できなかったこと、明日やること。と言う4つの項目をただ毎日ひたすらに更新していく。

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こんな具合に。

タスク管理専用のフェイスブックページを作り、完全非公開にして一人でもくもくと更新しています。FBページでやれるメリットは、PCでもスマホでもタブレットでも見られること。文字うちはPCのほうが良いけど、タスクを確認するときは外で確認することもあるので、どの端末でも見られるようにしておくのが良いんですよね。TO DOアプリとかもあるのですが、ずっとこれでやってきたので僕には肌に合いませんでした。

タスクが完了し、一つずつ都度消していくのですが、それが楽しい。空き時間ができると新たにタスクを追加する。そうやって毎日、25時くらいまで何かをしています。

 

それと、自分の生活リズムを崩さないよう、いくつかルールっぽいことがあります。一般常識のようなことですが…。

  • 毎日6時間程度は寝る。
  • 休みの日も寝すぎない。
  • 朝食・昼食はちゃんと食べる。
  • 誰かと仕事をするときは、メリハリを強く意識する。
  • 大鳥以外の仕事で、興味無い仕事は断る。
  • 月に一日か二日くらいは何もしない日を作る。

自己管理がある程度出来るようになるまで、3年かかりました。大鳥に来た頃は、ゴミ出しもしない。料理もインスタントばかり。冷蔵庫には腐った食材がいっぱい。寝る時間は夜中の3時。起きるのは10時とか。洗濯は2週間に一度ほど。部屋には物と埃がいっぱい。そして、そんな暮らしで”良し”と思っていたことが何より問題でした。

長らくサボってきた習慣は、すぐには解消できない。友達が泊まりに来たときに掃除を教えてもらったり、片づけ方や料理を教えてもらったりしながら、少しずつ自分でもできるようになっていった。

 

動き続けられる体力が身に付いた。

会社員で働いている時は、週末は昼まで寝るのが普通でした。金曜・土曜の夜はほぼ呑み。その後、終電で帰り、グッタリと昼まで寝る。休みなく働き続けるなんて不可能やと思ってた。

だから、大鳥に暮らすおじいちゃんらに衝撃を受けました。70歳を超えているのに、土日関係なく働き続けている人が何人もいた。年金貰っていんだからもっとゆっくりしたらいいのに…と思うけど、足を止めないおじいちゃん。移住3年目になってようやく気付いたのですが、おじいちゃんたちには前のめりで仕事に取り組む気持ち+働き続けれるだけの体力があったんです。働き続ける体力を育んできた(昔から炭俵を背負わされたり、田植えを手伝ったり…体を使う仕事を永遠とやっていた)こと。そして、そもそも生まれ育ってきた環境が違うこと(山暮らしのサラブレッド)。

彼らと同じペースで仕事をしていたら体がおかしくなりそうだったけど、山に行き、田植えをやり、草刈りや雪下ろしなどを何度もしていく中で、自然と体力が付いてきました。

仕事を前のめりになって取り組むことも大事ですが、体力はかなり重要なスキルです。

現在は、日中は体を使って、夜は頭や手先を使って…といった具合に、体の使う場所を分担しながら仕事をしています。

参考:超ブラック企業のような働きぶりを見せるおじいちゃんの仕事と体力。一時期を切り取るメディアでは捉えきれない『体力』も、知性や精神・創造性・技術と同じくらい重要なスキルだと思う。|ひろろーぐ

 

終わりに…

日々、暮らしていても、強い刺激もなければ特別な一日が訪れることもない。

ただ目の前にはやるべきこと、やりたいことのタスクがたくさんあって、それを一つ一つこなしていく。その延長線上に一日があって、一年がある。そんな毎日を送ることが、結構楽しいと思う。そうして日々を積み重ねていけば、たまには良い事あるんじゃないかなって。期待はその程度に留めておけばいいのかなと思います。

暇は悪いと思わないのですが、何もしない時間が長時間続くと僕の場合は思考は停止するし、あの人に嫌われたんじゃないか…みたいなことを考えたり、無駄に不安になったりするから、あまり考えない。ただ目の前のことをひたすらこなしていく。それだけです。

 

あと、「田舎で暮らす中で感じる孤独にどう向き合うか…」ということについて記事を書いたのですが、多くの人から好評だったので、リンクを貼っておきます。

参考:山間地域に暮らすなら、"孤独を優しく抱きしめる"くらいが丁度が良い。|ひろろーぐ

 

せば、またの。

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