一日4時間はやりたいことをやる時間を確保する。
ども、田口(@tagu_h1114_18)です。
フリー(ター?)として活動し始めて4か月余りが経ちました。
協力隊の任期を満了した当初、地域内の仕事だけで食っていけるかが心配で支出を次々にカットしていったし、納税負担が重すぎて2016年8月から月々3.5万円生活を始めた。今現在も経済的に豊かと言える状況ではないのは確か。
けど、幸いにも地域の団体や企業からお仕事を振ってもらって、日銭を稼ぐ日々が続いています。
地域の中にはいろんな仕事があり、箇条書きにしてみると以下のような感じ。
- 草刈り
- 登山道の草刈り
- 水力発電所の除塵(取水口のゴミ取り)
- 雪下ろし
- 稲の苗つくり手伝い
- 田植え手伝い
- キノコの菌植え
- トレッキングガイドのサポート
- 魚のつかみどり体験サポート
- ナイトハイクガイド
- 山小屋管理
- 雪囲い
- 有害駆除
- 事務仕事(会計や文書作成など)
それに、スポットで市や地域外の個人、団体から頼まれる仕事として
- 市の会議の参加
- コラム執筆
- イベント企画
- 文章の編集
- 講話
- 地域のガイド(民俗学的な話をしながら…)
などがあります。
その他、僕自身が主体で行う仕事として
- 山菜採り
- イベント企画
- ブログ
といったものがあります。
仕事の数は全部で23種類。何が専業で、何が副業なのかサッパリわからん暮らしをしていますが、それで今のところは僕の暮らしは成り立っています。
これらの仕事があるから、今も僕は大鳥に暮らしていられる。そういう意味で感謝は絶えないのですが、日々誰かに雇われて、働いて、自分の暮らしを安定させるだけで一生を終わるなら、ここにいる意味は無い。そう思っています。
1日4時間は自分が前のめりになれる時間を確保する。
僕は、”時間”をかなりのウエイトで大事にしています。友達や家族と同じくらい大事。
地域の仕事は大体8時~17時の時間帯で完結する。仕事によっては2時間で終わる事もあるし、8時間働く事もある。通勤時間は基本5分以内だから掛からないに等しい。
睡眠時間の6時間を差し引いても10時間は毎日、自分の時間にできる。
だけど、飯を作って食べたり、洗濯したり、たまに掃除をしたり、家に帰ってからも文章の編集の仕事などを行うこともあるので、毎日10時間も空きがあるかと言えばそんなわけはないけど、少なくとも17時~25時までの8時間は自分の時間です。ご飯を作ったりお風呂に入ったり、youtubeを見たり、ちょっと横になったりと色んな時間の過ごし方はするけれど、最低でも4時間は自分が前のめりになれる仕事や活動に充てたいと思って行動しています。
どんなことに前のめりになっているかとい言いますと…
- 地域民俗の研究(フィールドワークも込み)
- ネット通販の立ち上げ
- 山菜採り
- 狩猟
- 川猟
- 毛皮なめし
- 毛皮製品の作成
- 大鳥音楽祭
- 文章を書くこと(ブログなど)
知識は体験・経験によって深みを増していく。
今日より明日、明日より明後日。自分が少しずつ出来ることが増えていくことが本当に楽しい。
地域のこと、生業のことを知って、動いて、覚えていくまでには膨大な時間がかかる。それでも、今大鳥にいるおじいちゃん・おばあちゃんたちが見せてくれている背中に少しでも追いつきたくて。そして自分の世代でも通用するような山暮らしを体現したくて。
そんなボンヤリとした野望を持ちつつ、目の前のことを日々、淡々とこなしていきます。
関連記事
余所では通用しない地域の知識・技を身に付けることの意味。|ひろろーぐ
山間地域に暮らすなら、"孤独を優しく抱きしめる"くらいが丁度が良い。|ひろろーぐ
せば、またの。