【イベント告知 6月9日(木)】NARIWAI-FIELDWORK 山暮らし編 の募集を開始します。
ども、田口(@tagu_h1114_18)です。
昨年からお仕事として関わらせてもらっている鶴岡ナリワイプロジェクト。
今年度は昨年のゼミという形から変え、ナリワイのフィールドワークを行います。
参照:僕が会社を辞めた理由。~鶴岡ナリワイプロジェクトの中間報告会に向けて…~|ひろろーぐ
ナリワイとは、昔でいうところの生業。仕事のことですが、現代で一個人にとっての仕事とは定職(決まった仕事一つ)を指すことが多いですよね。僕もメーカーで勤務していたし、それを本業、自分の仕事としていました。ここでいうナリワイは本業にも副業にも当てはまらない、複業という働き方で、いくつもの仕事を掛け合わせて生計を立てていきます。
・専業ではなく複業、
・ローリスク、ローリターン
・ロボットと戦わない
・企業などの大きな組織ではできないことをやる
ナリワイにはいくつかルールがあって、上記はその一部なのですが、詳しくは以下の記事を覗いてみてください。
参照:ナリワイを作る~人生の盗まれない生き方~の著者、伊藤洋志さんの講話を聴いてきた。起業ほど大げさでなく、バイトよりもカッコいい働き方とは何か?|ひろろーぐ
あまり意識することはありませんが、かく言う僕も一応ナリワイの実践者ということで、鶴岡市大鳥地域という山奥でいくつかの仕事を掛け持ちしながら暮らしています。
草刈やら田植えの手伝いやら、体を使った仕事もします。
イベント企画やら文章の編集・執筆など、頭を使った仕事もします。
『田口のナリワイ例』
- 自然体験学習施設の指導員
- 田植え、草刈り、雪下ろし手伝いなど
- 山菜・木の実採り
- 有害駆除(狩猟)
- 山小屋の管理
- 鶴岡ナリワイプロジェクト
- ブログ(広告収入)
- 文章執筆・編集
- イベント企画運営
これらの仕事の稼ぎを全て足しても余裕ある暮らしなんか全然できませんが、近所に消費意欲を煽られるお店やモノもないし、自分でモノを直したり、作ったり、近所の人と交換したりして、お金をあまり使わずに暮らしているので毎月の支出も結構少ないです。(毎月7万円程度の支出)
山奥では地元猟師の方々と熊狩りに行った時に滑落して死にそうになった経験もあって、良いことばかりではありませんが、自分の手足を動かしながらで工夫して暮らしを作っていくのはとても楽しいです。
達人でもないので偉そうなことは言えませんが、どんな場所であっても自分の思い描く生き方・働き方を軸にしながら、時に現実と向き合って雇われ仕事をしたりしながら適度に折合いをつけていく。そんな形からでも良いのかなと思います。
このNARIWAI-FIELDWORKでは、現地(大鳥)でしか体験できないことと、みんなで語らう中で生まれくるようなアイデアを大切にします。
一緒に森を歩いたり、集落を歩いたりしながら見たり聞いたり食べたり、感じたことを言葉にして。
どんな物事が仕事の種になるのか。
どんな資源が暮らしに生きてくるのか。
地域で生きるってどんなことなのか。
話題はなんだっていいのですが、せっかくの機会なのでナリワイや暮らし・地域に関わることも交流会でゆっくり語らえればと思っています。
ナリワイに挑戦し、自主事業で生計を立てていくのは簡単じゃないです。というか、今現在はカツカツもカツカツで、ヤバいです。だけど、「田口がこれでも何とか生きているのだから、私だってやれる。」と思えるかもしれないです。大した導き手にはなれませんが、僕のような生き方・働き方が反面教師であるが何だろうが、何かの参考になれば嬉しく思います。
「辺境で暮らしています。」「僕の暮らす田舎は過疎が進みすぎてヤバいです。」みたいな人、ぜひ来てください。
「任期終了後に今の地域にいたいけど、何だか心配なんです…。」と言う地域おこし協力隊の方もぜひいらしてください。
そのほか、逆境フェチの方、ナリワイに興味がある人、変人の暮らしを覗いてみたい人などなど。
ぜひいらしてくださいー。
開催概要
日時:2016年6月9日(木)13時~19時頃解散。
集合場所:鶴岡市大鳥字高岡55-8(タキタロウ館駐車
参加費(当日支払い):3,500円
定員:8名(実践道場参加者を優先)
申込み方法:こちらのグーグルの申込フォームから申し込
※定員に達し次第、締切。
持ち物:手袋(軍手など)・ハンドタオル・カッパ(雨天
宿泊について
ご希望の方は、情報提供いたします。申し込みの際に宿泊
当日のスケジュール(予定)
6/9(木)
13:00-タキタロウ館前に集合。
1.山のナリワイに触れる。(フィールドワーク)
2.いろんなナリワイの形を知る。(座学)
3.夕食準備
4.交流会
19:00頃 交流会終了予定
※アンケートを記入後、解散。
せば、またの。