2015年10月 田舎暮らしの家計簿。支出 9.6万。収入 29.9万、複業は 9.3万。タバコさんさようなら。ハタチから今まで、僕を支えてくれてありがとう。
タバコさん、さようなら…。
ども、田口(@tagu_h1114_18)です。
ハタチになった日の夜から吸い始めたタバコ。最初はCOOLのライトボックスからでした。大学3年生からは、COOL ブースト8という、フィルターでプチッとするタバコにはまり、社会人になってからはマルボロブラックメンソールを吸い続けていました。
かれこれ9年弱の付き合いでした。
「タバコ、吸いにいこうぜ。」といって誘われるのが大好きだった。
喫煙所の閉ざされている感が好きだった。
バイクに乗りながらタバコを吸うのが好きだった。
江ノ島から見える海+タバコは、至福だった…。
タバコ、おいしいかったな。
大学時代の青春を下支えをしたタバコ。会社で蓄積されたイライラを解消してくれたタバコ。
僕の日常に何気なく溶け込んできたタバコ。
そんなタバコさんと、とうとう別れを告げました。
僕の稼ぎがないばっかりに…。ごめんね。
一人前に稼げるようになった暁には…。またコンビニで会おう。
それでは今月の家計簿報告にまいります。笑
参考:2015年9月 田舎暮らしの家計簿。支出 10.5万。収入 19.7万、複業は 2万。タバコをやめて支出を年間12万円カットするんだ俺は…。そんだけ!!!※この家計簿は、マネーフォワードで管理し、報告しています。
2015年10月の家計簿 支出編
当月の総支出:96,070円
今月は食料品が多かった。なぜならお酒を買ったから。テキーラ・ジン・ウォッカ・ワイン…。お酒で体を温めて、冬に供えたいと思います。
タバコ代が7000円強となっています。いつもタバコを買わせてもらっていた商店さんの在庫を全て買取り、「今後の仕入れは不要」とお話をしてきました。以前、ブログで支出が多くて来年キツイかも…みたいな話をした時に、「タバコ代を削るべきじゃね?」というコメントを貰ったので、辞めます。
今のところ、タバコは買っていません。たま~に貰いタバコしちゃっています。だけど、負い目を感じるのでそれも徐々に辞めていきたい。クリーンな肺に、9年ぶりになってやる。♪
今月は狩猟登録の月なので、お金を払いました。県証紙や狩猟登録費用、ハンター保険費用、猟友会費を含め、2万弱。それに、鉄砲のたまを買いました。スラッグ(10発入り)と一号弾(25発入り)で、7,000円弱。鉄砲の弾、やっぱ高い。
イレギュラーな事はありませんでしたが、イベントの経費計上+狩猟関係の出費で9万を超えました。
食費や光熱費などは平凡と言えます。
また、今月一杯でケーブルTVを解約しました。つまり、田口家ではテレビが見れません。
解約理由はいたってシンプル。
「だって…テレビみないんだもん!」
ケーブルTVの解約で月々1,200円(くらいだったと思う)×12ヶ月の支出をカットしました。年間で14,400円。大鳥で言えば2日分の稼ぎです。これはデカイ。
年間で2日も休みが増えました。やりました。サイコーです。
2015年10月の家計簿 収入編
当月の総収入:197,047円
協力隊としてのお給料が例によって168,900円。
ガソリン代は、公務として使ったガソリン代を活動費の中から拠出していただいているので、自分のポケットマネーから払っていた分が帰ってきたという感じです。
副業収入は9.3万円でした。
今月は物販をしたり、イベントをしたり、登山道の整備を行ったりで結構ハードに動き回りました。
つるおか大産業まつりで、お米・クルミの物販をし、2日間で1.5万の収入に。登山道整備と小屋の片付け4日間で4万円。先月に行った草刈りやタキタロウ館のお仕事で5千円ちょっと。以前からブログで寄稿している文章(あしたてんきになーれ)の書き起こし&編集作業で1万円。大鳥山の教室の収入は1.6万ですが、事業経費が1.4万なので、手元に残ったのは2,000円ちょっと。
今月の副業収入はまずまず。山小屋や登山道整備の仕事を地域の人からいただけたのがめちゃくちゃ大きかった。こういう仕事は大好きです。仕事で山に行けて、作業をしてお金がいただけるなんて…。幸せです。
けれど、先月の家計簿報告でも記載しましたが、先月の副業収入は2万。
参考:2015年9月 田舎暮らしの家計簿。支出 10.5万。収入 19.7万、複業は 2万。タバコをやめて支出を年間12万円カットするんだ俺は…。そんだけ!!!
季節によって仕事が変わるのは良いのですが、収入にも波が生まれるのがたまにキズ。
地域に仕事がない時期には、自主事業で稼げるようにならなきゃいかんです。
終わりに…
僕が大鳥でお手伝いさせて頂いている仕事は、いわば"毎年必ずやってくる、季節限定のお仕事"。
春は雪囲い外し、炊事場つくり、田植えの手伝いなど。夏は草刈りと山小屋管理。秋は山小屋片付けや雪囲い。冬は雪下ろし…。
こういった仕事・生業が暮らしの基盤を作ってくれているのですが、これだけで一人前に稼いでいくのは結構難しいんとちゃうかって思う。
ナリワイを作るの伊藤さんが行っているナリワイには、うめ・みかんの収穫・販売などの季節感ありまくりなナリワイもありながら、モンゴル武者修行ツアーや、京都の貸し部屋など、時期・季節関係なしのナリワイもある。(モンゴル武者修行ツアーについては、もしかしたら毎年タイミングが同じなのかもしれないけど…)
戦後の日本が生み出してきた仕事って、良くも悪くも季節関係なくできるものが多いんですよね。
アパレルのショップ定員でも、スーパーのレジ打ちでも、道路工事、アーティストのライブ、警備員の仕事、保険の営業、工場のライン作業…。
これらの仕事は、やろうと思えばいつでもやれるんです。「夏にしかできない!」なんて事は、ない。"かつての東北・北海道の冬"のように、何もできない期間をなくすことができた。働けば働くほど稼ぐことができるし、せわしく働き過ぎてココロやカラダをボロボロにすることもできる。
行き詰まった現在の資本主義社会では、働きすぎや稼ぎすぎが度々問題になるけれど、一次産業をメインの生業としてきた田舎に、季節感を無視した仕事をほどよく取り入れることは、収入源を多角化してバランスをとるという意味で有効だと思う。
一次産業は自然が相手なので、豊凶や獣害があって、どうしても収入が毎年上下する。けど、季節に関係なく打ち込める仕事があれば、収入の穴埋めができると思う。今話題のクラウドソーシングなんかもは、手をつけたことがないので良し悪しはわからないが、地方のためにあるようなサービスだと思う。
田舎に移住したウェブデザイナーさんとか、その典型。パソコン一台あればどこでも仕事ができる。いつでもできるホームページ制作の仕事を主軸にしつつ、季節限定の畑・田んぼで汗を流し、徐々に稼ぎに繋げていく、みたいな。
季節感が関係ない仕事が、ブログでも良いし、イラストでもいい。写真を売っても良いし、モノづくりをして物販もいいと思う。
季節限定の仕事をこなしつつも、手が空いた時には季節を無視した仕事を取り入れていく。
その両輪で収入のバランスをとるのも、リスクヘッジを踏まえた一つの手段じゃないかなと思います。
また、この報告でも画像として使っていますが、相変わらずMoneyForwardにもお世話になっています。
スマホでもPCでも家計簿がクラウド上管理でき、更には貯金の金額や、クレジットカードの支出の金額をも自動で計算し、一覧でクラウド上で管理できてしまう。これを使い始めてから、お金の勘定の大切さが身にしみてわかるようになりました。
何か事業やワークショップをするにしても、イベントをするにしても、仕入れがいくらで、売価がいくら、利益としてはこのくらいを見込みたい…という計算を積み重ねることで少しづつ自立の道も開けてくるのかなと思います。
スマホでもPCでも一元管理できるMoneyForwardはホントに便利。
小商いを始めた人、複業を始めた人にもオススメですよー! お金もかからないのでぜひ導入してみてくださいね。
せば、またの。