ひろろーぐ

小さな山村で暮らしながら、地域社会、民俗、狩猟、採集について考察・再定義するブログ

協力隊は残り3か月。もう一度帯を締め直す。

ども、田口(@tagu_h1114_18)です。   先週末は年に一度の悪魔祓い。 2015-02-01-022015-02-01-01 2015-02-01-03 村の入り口、出口にしめ縄を張り、結界として悪魔が入ってこないようにして、お参りをする。 その後村内でお神酒を飲んで、恒例の寒鱈汁に舌鼓を打ちながらビールをごぼごぼと飲んでいた。   年を越してから、本格的に大鳥の冬っぽく、積雪は1.5mを越えた。 ウサギの足跡もちらほら見えるようになり、除雪・屋根の雪下ろしに汗を流す頻度も増えてきた。   僕は、例年にも増して大鳥に籠り、ひたひたと聞き書きやら書き起こし作業を繰り返している。 前のめりになってやっていることでも、飽きっぽい性格のせいか、「うぅ~」さぼりたい。なんて思うことがある。コタツを出してしまったせいか、横になって朝を迎えたこともある。   ここ数か月は、自堕落という言葉とおさらばしたつもりであったのに。   芸人ピースの又吉さんが芥川賞前後のことで情熱大陸に出ていた時にこんなようなことを言っていた。 「何もしなかったら、しなかったで暇すぎて苦痛で何かをしたくなる。ということは、何もしないことのほうがよっぽど努力に値するんじゃないか…。」 怠けてしまった時は、自分を慰めるためにこの言葉にすがる時があってもいいだろう…なんて思った。   つい5日程前。 地域のおばあちゃんに聞き書きをしていたときに、ここ半年前くらいから、何をするにもせやめる(何もする気が起きない)ようになったそう。 ベッドからでるのがつらい。服を着るのがつらい。ご飯を作るのがつらい。好きだったリースづくりも、やりたくないって。 体に患いを持ってしまってから10年以上が経ち、それでいて最近になって急に、何もやる気がなくなってしまったんだとか。 それを聞き、逆にポジティブに考えられるかなと思ってピースの又吉さんの言葉を借りてみた。   そしたら「それは健康な若い人が言っているのでしょ?」と一言。   アキレス腱を切って自宅警備員を3か月勤めたことはあるけれど、この先も良くなる見込みがない…という身体的・精神的な苦しみを僕は知らない。 それでいて自堕落な自分も、無能な自分も、無気力な自分も、正当化してあげる。慰めてあげる。許してあげる。価値観の多様化だと謳い、それを盾にしたくなる時もある。   それくらい僕はダメダメなんだけど、ここは、今はもう一度、帯を締め直さなきゃなって。 一人で作業を進めていると、誰からも制約を受けず、マイペースでいいんだけど、ダラけてしまう時がある。だから環境を変えたり、気分を変えたり。あの手この手をしてみるんだけど、遠回りが近道になっている気がしない。 僕に残された時間はとりあえずはあと3か月。その先のこともあるけれど、今は目の前にあることをただ形にしたい。 何が言いたかったかというと、怠けたいと信号を出してくる自分への戒めを言葉にしたかった。 それだけ。   それと、聞き書きしていたおばあちゃんに「写真撮って良い?」とお願いすると 「ワタシの顔は化け物だから辞めてくれ。自分の顔を写真で見たくないんだ」 といい、断られた。   「そんなことないよー!綺麗だよー!」なんておだてることは僕にはできないけれど、そんな風にはきっと映らないのになぁ。…って心でつぶやく。 だけど、化け物の中にもこんなにも優しい顔をする人がいるなら、化け物も悪くないなぁ。って思う。   週末は悪魔祓い、更には東北芸工大のみなさんと刺激的な週末を過ごすことができた。 尊敬するもう一人の田口さんにお会いでき、「僕は本当にまだまだだ…」と思わされる反面、山でやりたいことが増えていく。そんな刺激をつついてくれる。 自分がよそ者だということを思い出させてくれる。ありがたいです。   まとまりもとりとめもない記事になってしまったけれど、ご一読ありがとうございました。 せば、またの。

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