ひろろーぐ

小さな山村で暮らしながら、地域社会、民俗、狩猟、採集について考察・再定義するブログ

個人的に気になる地方の取り組みの記事6選 VOL.33

2015/01/29

2015年になってからもうすぐ一ヶ月が経とうとしています。

雪が降ると、ふと足を止めて空を眺めます。「降ってきたなぁ~」「積もりそうだなぁ~」

と、無意識のうちに心の中でつぶやく。

そんな時間を持てるというのは、雪国のいいところかもしれませんね。

 

ども、田口(@tagu_h1114_18)です。

 

先日、地域内で悪魔祓いという行事が行われました。

山には恵みをもたらす反面、土砂崩れや雪崩、滑落など命を落とすかもしれないくらいの災いも、もたらします。

そういった災い(悪魔)が起こらないように、悪魔を払う。

藁を縄ないをし、お宮や集落の入口の木にまいておく。まるで結界のように。

そしてみんな公民館に集まり、お神酒を飲み交わし、贅沢にも寒鱈汁も食べた。

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昔から、自分ではどうにもできない自然の力に抗うのではなく、神と見立てて感謝したり、祈ったりしてきました。

科学や技術が発達している現代に、未だこんなことが残っているのは、地域が"鳥かご"の中にいないからです。

 

東京は人工的にめちゃくちゃ守られています。悪い人がいれば排除してくれるし、セコムも機能する。オートロックもあるし、成田空港とか羽田空港には尋常じゃないくらい警備員がいる。こんな守られた国は世界でも珍しいです。

けどそれが、地方にいけばいくほど"鳥かご"の力は弱まっていく。山の中にひとりで入れば、自分を守れるのは自分だけになってしまう。雪崩に飲み込まれればひとたまりもない。だから日本の"鳥かご"の外には山の神も海の神もたくさんいるんです。祈ったり、お祓いをする以外に災いを防ぐ方法がないから。

そういうところに自分の身を置くと、自分ひとりではどうしようもできない力に触れることができる。「ごくごく小さい"鳥かご"の中で偉くなったって、一番になったって、結局は地球上にいる、たったひとりの力なき生物でしかない」ということを身体で再確認できる。

今では地震予知などの技術が進んでいるので、危機回避は昔よりずっと進んでいるかもしれません。そういう技術の進歩も素晴らしいモノでありながら、地震自体を無くすことは出来ないという、ある種の無力感をちゃんと持っておくべきなのかなと思います。

 

さてさて、今回もオススメの記事を6つ、ご紹介していきますねー!

個人的に気になる地方の取り組みの記事6選

恐るべき「データの見えざる手」。あなたは「意志が弱い」のではなく、「U分布」に従っていないだけかもしれない : まだ東京で消耗してるの?

 

僕が今、一番気になっている本を、イケハヤさんがレビューしてくれています。ますます読みたくなってきた。ポチります。

 

「地方創生」ぼやっとした無力感。諦めない、抱え込まない「個人の活性化」がつながった新しい地域コミュニティの形。 : ヒビノケイコの日々。人生は自分でデザインする。

 

共感します。庄内にも、いろんな方向で活動しているステキな人がたくさんいます。その人たちと組織を作るのではなく、ゆるやかに繋がっているだけで、僕は支えられているし、この形が一つの潮流・ストリームになるような気がしています。

 

ホームレス化しない「絆原理主義の国」の若者たち(稲葉 剛) : BIG ISSUE ONLINE

 

 

実家暮らしの若者が、親の稼ぎが見込めなくなった段階で生きていけるように力をつけておく必要はあるよね。最悪親の家を売るといっても、その頃には空き家が多すぎる世の中になっていて、売り手が多すぎて価値を生まない可能性もあるし。

 

データが都市をアップデートする:2020年の「未来都市」に必要なイノヴェイション « WIRED.jp

 

 

データを把握する側が住民を管理するのではなく、住民からデータを活用し、地域との関わりが増えていくような形になればいいな。2020年の東京、楽しみだ♪

 

地域おこし協力隊を終えて定住せず、地元に戻る選択をした僕が残せたものは何か。 : 本巣市地域おこし協力隊~まっくす隊員ブログ

 

協力隊の終わり方もいろいろ。再び、必ず訪れたくなる場所になる…というのは良い出会いだった証拠ですよね、きっと。

 

生きるということ。捨てるということ。過去から未来をつくり出す空間設計ユニット「グランドライン」に聞く、これからを生きるリテラシー | greenz.jp グリーンズ

 

ステキな文章です。ゆっくり読んでみて下さい。

 終わりに…

この前、東京でブログ開設ワークショップをやったときの相方、前原くんが、ワークショップの開き方をまとめてくれました。

勿論ものにもよりますが、これからの時代、コピーライト(盗作防止)ではなく、コピーレフト(積極的に教えるスタンス)が良いかと思っています。

会社に勤めず、自分で仕事をつくる。企画からブログ開設ワークショップを開いた流れを解説します - あしたはもっと遠くへいこうあしたはもっと遠くへいこう

良いと思ったものを素直に伝える、教える。

こっちの方が、教えてもらった方も嬉しいし、教えた方も喜んでもらって嬉しい。

そういう温もりのある人間関係を軸に、お仕事をしていきたいものです。

 

せば、またの。

-雑記
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