ひろろーぐ

小さな山村で暮らしながら、地域社会、民俗、狩猟、採集について考察・再定義するブログ

28歳になりました。

2015/11/14

SNSなどで本当にたくさんの方々からお祝いのメッセージを頂き有難うございます。 この場を借りてお礼させてください。


たった一人の平凡な人間に、わざわざ時間を割いて、お祝いのコメントをくれてありがとうございますー!

僕は今までで、10,220日生きてきました。

人生30,000日といわれるので、長くとも僕の人生は残り2/3になったんですね。

そんなこと言っても、僕が死ぬのは明日かもしれない。来週かもしれない。一年後かもしれない。10年後かもしれない。50年後かもしれない。そのくらい良くわからないモノ。 だからこの数字は僕にとって何の意味もないけれど、いつか絶対に死ぬんだということだけを意識させてくれます。

一年間。


日にちにしてみればたったの365日だけど、山菜採り、ブログ、米作り、ワークショップ、講話など…、いろんなことをしてきました。 振り返ってみると旗を立てて叫んでいただけの去年の自分より、実際に副業を始めることができ、生きる力を少しは身に付けらたのかなと思う。


ワークショップでもブログでも何でもそうなのですが、自分がやりたいと思って主体的に取り組み、学んだことは無くならないです。血肉となって自分の中に残っていく。

ミニソーラー自作ワークショップを開催したよ!~ワークショップの準備⇒開催に至るまでのポイントも僕なりにまとめてみました~|ひろろーぐ

ワークショップでは企画⇒広報⇒予算作成⇒資料作成⇒試作⇒材料購入⇒本番⇒決算というサイクルを繰り返す。これを殆ど自分でやるのは、初体験だったのもあってかなりしんどかったです。

ほどでんの小松夫妻に助けてもらわなければできなかったです。

けれど、何回もやれば、イベントの文章の作り方、イベントを打つタイミング、価格の決め方、材料のこだわる部分とカットする部分、本番でのステキな雰囲気作りなどを学べる。

こういうのって、頭でいくら考えても出てこないんですよ。実際にやってみて、お客さんの反応を見てみて初めてわかる。そうすると次回はどうすればいいのかもわかってくる。

 

いくら頭の中で未来予想図を描いても、手や足を動かさないとダメなんですが、動かした分だけ自分の力になっていくんですよね。

米作りに関してもそう。初めてでしたが苗代作り・田植え(手植え)・肥料撒き・草刈り・収穫(手刈り)・乾燥(天日干し)・脱穀・精米まで何とかやることができた。完成までのイメージができないから非効率なことも沢山したし、地域のおじいちゃん・おばあちゃんにもたくさん迷惑をかけてしまった。

けれど、一度米作りの流れを体で覚えてしまえば、忘れない。来年もやろうと思ったら、今年より断然スムーズにできると思うし、もう少し細かいところに気がつくのかもしれない。


実践で培った知識や経験って、すごく軽くていいんですよね。 どこに行こうとも知識・経験は自分の中にしまってあるし、それをいつでも取り出すことができる。


お金は暮らしていくためにはやっぱり必要だから稼ぐんだけど、お金は使ったら無くなるし、何も残らないモノもある。しかも、国がデフォルト(債務不履行)を起こすと、お金を持つことすら意味がなくなる。 そんな儚いモノではなく、自分の中に残る確かな力を蓄えていきたい。


これを20代のうち、ただひたすらにやっておくべきだと思う。 お金になっても、ならなくてもいい。 成功しても、失敗してもいい。 日本が豊かなうちに、生きる力を身につける。


そういうのは、見えないけれど、きっと自分の財産になるから。


さてさて、来年はいよいよ協力隊の最終年度。 つい先日に協力隊の来年度の予算会議が開かれて、来年度の計画を色々と話し合ったのですが、来年度はこの『書く』という仕事を一つ、形として残したいと思います。

大鳥にとって何一ついいことをしていない僕ではあるけれど、書くことが好きな僕にできることをやりたいと思う。 具体的に動き始めたらまたブログでご報告しますねー。


せば、またの。

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