2023年の振り返り
ども、田口(@tagu_h1114_18)です。
昨年は大変お世話になりました。今年もよろしくお願いします。
なんかtwitterがXになってからというもの、ログイン関係で相性が悪くなり、最近はほとんど開けておりません。SNSもYoutubeも中毒性があり、気が付いたら「あなたは1日2時間もスマホを見てましたよ。」っていうのをスマホがわざわざ教えてくれるもんだから、なんか嫌な気分になったりする。でも、Youtubeはとても便利。例えばチェンソーの刃研ぎや整備はYoutubeから教わったし、タイヤ交換も動画を見てあるものを使って自分でやってみた。年越し蕎麦の蕎麦打ちも無論、youtubeを見た。結構なノウハウがオープンアクセスなので山奥でもある程度の技術を身に付けられる。ついでに紹介されている道具も欲しくなるのでお金も出ていく。僕の中のYoutubeは堕落装置＆教科書＆通販番組になっている。
今年の春は、とても特殊な春の過ごし方だった。約1か月間、監修として映画作りに携わったのですが、情報解禁がそろそろなんだとか。解禁されたら色々告知したいと思います。生きていれば面白いこともあるもんだ！
夏は日照りが続き、酷暑となったが故に居候、妻と共に「家にクーラーを入れよう」論争が盛り上がる。気が付いたら集落でもクーラーを入れている家が多くなっていて、僕の家は取り残されつつある。冬は雪が降らずに雨が降るし、夏は激暑だし、だいぶ気候も変わって来た気がするね。僕の記憶では8月上旬から9月中旬まで全く雨が降らなかった。このことが影響してか9月初旬には葉が枯れ始める木が出て来たり、ブナの実やドングリが大凶作になった。9月半ばから熊が栗やクルミの木に登って補食をしたり、集落内のあちこちで目撃されていた。10月中頃になると熊の姿が見えなくなったと思ったら、月山山麓部などで目撃情報が多発していた。干支に熊を入れることを検討した方がいいくらい今年は熊年で、ニュースでもかなり流れてた。
庄内は11月中頃から北風ビュービューとなり、日本海側から水分を含んだ雲が舞い上がり、湿度が高くなってとにかく雨が降る。上空の気温が下がってくると山間部から雪が降るが、それまでは長雨が続く。猟期が始まる11月15日～12月中旬までは雨か曇りが多い。雪がないので足跡も追えないし、動物も雨を嫌がってか気配が少ない。そしてびしょ濡れ確定で山に行くのはあまり気が進まない。この時期はヤマドリと大物に的を絞って猟をするのが良さそう。12月中旬～2月15日までは雪の季節なので散弾銃でウサギ、ヤマドリ、カモを狙う。今はまだ山を歩いて着き場を覚える日々だが、時期や天気によって、猟場や狙う獲物を選べるようになりたい。そして、罠免許と空気銃が欲しくなってきた。
全体としては大鳥の山道を調査したり、水路を調査したり、狩りの道を辿ったり、山を歩きまわった1年でした。人間も動物も歩きやすいところを歩くので、気がつけば熊の足跡と重なって歩いていたことも数知れず。使われなくなった道には柴が生え、藪となり、どんどん歩きにくくなってしまうところもありながら、西日が当たらない尾根に道をつけたり、なるべくアップダウンの無いようにしたり、急登の場所をジグザグに切ったり…。昔の人たちの工夫が垣間見えた。山道はだいぶ調べたけれど、炭焼き跡や茸栽培跡など、まだまだ調査が足りないので来年も沢山歩きたいと思います。
2023年に買ってよかったもの
エンジ 仕上砥 #5000 & 刃の黒幕 オレンジ 中砥 #1000【セット買い】
以前からナイフの研ぎに苦戦していた僕でしたが、シャプトンの刃の黒幕はとてつもなく良かった。ナイフ、包丁、切れなくなる度に研いでいます。中砥のオレンジと緑、仕上げ砥の紫の３つは買ったほうがいいです。刃物を長く使うのであれば、良い砥石を長く使ったほうがいいと思います。
2,000円くらいの安い長靴なのですが、2年ほど前からこればっかり買っています。長靴は消耗品だし、僕はほぼ毎日履くので半年に1回は買い替えます。岩礁55のスパイク長靴も一足は持っているのですがそれは熊狩りなどのハードな場面でしか使わなくて。日々の作業ではこの長靴を使います。ゴムが柔らかくて履きやすいし、短いですが軽いしデザインもシンプルなのでちょっとした買い物も行けちゃいます。
ＵＤＡＰ 熊撃退スプレー ホルスター付 （アメリカ森林警備隊採用品）正規輸入品 [並行輸入品]
今年の春にフィールドワークで山道を調査している時にクマスプレーを山に落としてしまいました。それからは鉈と杖で山に行っていたのですが、8月下旬に至近距離で熊に遭遇してしまい、怖い思いをしたので買いました。護身用です。ないよりはあったほうが良い。