地方にいながら都市圏のトレンド・モノゴトの本質を学ぶために運転中に聞いているネットラジオ番組3選。
2015/01/29
「ソフトバンクショップに『人によりそうロボット』がいるよ。」
前回東京に帰省していた際に実の兄から教えて貰いました。
ペッパーというらしいのですが、簡単に言えば、人の感情を認識し、普通に会話ができちゃうロボット。しかも2015年2月から19万8千円で発売らしい。
なんと。機械化が進む、ロボットがもっと身近になるとはぼんやりと感じていましたが、すぐそこまできているのですな。
ども、山奥にいすぎて、東京のトレンドや微妙な変化にかなり気付きにくくなってしまっている田口(@tagu_h1114_18)です。
生活環境が大きく違い、日々扱う情報が違うのでしょうがない部分もあるのですが、日本の大まかな流れや微妙な変化を情報として仕入れておくのは事業を展開していく身としてはとても重要。
東京に勤めていた頃は移動中も電車の中で本を読めていたので知的好奇心を刺激できていたのですが、大鳥に来てからというもの移動が基本的に車になってしまうので、当たり前ですが運転中に本を読めないんですよね。しかも、街場に下りるのであれば1時間、2時間は平気で運転している。この時間が結構勿体なくて、以前は普通に音楽を聞いていたのですが、最近はネットラジオを聞いています。
ネットラジオといえど、侮るなかれ。
かなり好奇心をくすぐられます。しかも世間の出来事を通じて本質的なことやトレンドをバンバン話している。深く感心させられています。
そこで今回は、「かなり質が高いなぁ~」と思って僕が普段から聴いているネットラジオ3つをご紹介してきます。
文化系トークラジオLife
http://www.tbsradio.jp/life/index.html
「理系」じゃなく「文系」、「体育会系」じゃなく「文化系」。
そんな「文-文」に属するパーソナリティたちが、放課後の部室で話してた「あれってどうなの?」「これって昔はどうだった?」などなど時代も世代も軽く飛び越える雑談を繰り広げる番組。
社会学者の鈴木謙介さんがメインパーソナリティーを務め、津田大介さんや、古市憲寿さんなどの20~30代のジャーナリストや評論家などが語るラジオ番組で、1~2か月に一回放送されます。
ラジオ内で語られる言葉の一つ一つがすごく繊細で、まるで言語化できない感覚をすり合わせているかのよう。(僕はこういう話が結構好きです。)
例えば、リア充という言葉ひとつにとっても、捉え方・感じ方・言葉の使い方は人それぞれ違う。Facebookで「いかにも楽しそう!」な写真を投稿することがありきで海水浴に行くことがリア充!とか、夏フェスに行く前の準備として、ワクワクしながらアウトドアショップで品物を眺めている時にリア充を感じる!とか…。「言葉の概念一つで何時間も語らんでもいいやないか!」と思うことが淡々と議論されています。笑
2014/08/31「ソーシャル、レジャー、リア充」 (クリックすると音声が流れます。)
里山資本主義が語られている回もありますよー。(里山資本主義的な考え方をウェブに当てはめたお話なので、本の中身に触れるられることはあまりありませんが。)
2014/06/22「里山ウェブの時代」 (クリックすると音声が流れます。)
ただし僕の場合、頭良さそうな話し方をするスピーカーさんのお話が若干耳障りに感じることがあります。(本当に頭がいいのでしょうけど…。)
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ
http://www.tfm.co.jp/asemamire/index.php
スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫さんの番組。
EXILEのATSUSHIさんや映画「WOOD JOB」の原作者・三浦しをんさんなど、様々なゲストと対談形式で放送されていることが多く、時たまスタジオジブリの裏話的なことも飛び出します。
放送されているテーマが、僕にとって毎回興味があるものばかりではありませんが、雑談のように語られる中で本質的なモノが見えてくることもあって、面白いです。クリエイターには特にオススメのラジオ。
ちなみに僕の好きな回はこちら。
■【Podcast】2014/04/08 3月12日にセカンドソロアルバム「MUSIC」をリリースしたEXILE ATSUSHIさんと鈴木さんのスペシャル対談【前編】 (クリックすると音声が流れます。)
■【Podcast】2014/05/13 3月12日にセカンドソロアルバム「MUSIC」をリリースしたEXILE ATSUSHIさんと鈴木さんのスペシャル対談【後編】 (クリックすると音声が流れます。)
■【Podcast】2014/05/12 慶應義塾大学三年生から鈴木さんへのインタビューの模様をお送りします。 (クリックすると音声が流れます。)
この回で鈴木敏夫さんから語られた『起きて半畳、寝て一畳。四畳半の豊かな暮らし』というのを今、起きていることに置き換えるとシェアハウスやタイニーハウスであるのかな~と思いました。
田坂広志さんの著書『未来を予見する5つの法則』で書かれていた「モノゴトはあたかも、螺旋状に登るように進化している」というのを強く感じさせてもらったお話。少し話はそれましたが、こちらはかなり名著なのでゼヒチェックしてみてください。
内田樹&名越康文の辺境ラジオ
http://www.mbs1179.com/henkyo/
神戸住吉から森羅万象を照射し続ける知の伝道師 内田樹凱風館館長と、奈良が生んだ愛と癒しの精神科医 名越康文先生、そして私西靖が、アメリカ・中国ではなく日本の、東京ではなく関西の、テレビではなくラジオの、つまり中心ではなく辺境からこそ見えるモノゴトの本質を健全なるおやじ目線で語るという不定期ラジオ番組です。
こんなお話からスタートする番組なのでなんのこっちゃわかりませんが、ざっくり説明すると、日本社会情勢・国際情勢・時事ネタを切り口に、自由気ままにおしゃべりする中でモノゴトの本質が語られていくラジオ番組です。
配信ペースは3~5ヶ月くらいに一回とかなりスローなのですが内容が濃いだけに、繰り返し聞いてしまいます。
僕が好きな回はこちら。
MBSラジオ1179ポッドキャスト | 内田樹&名越康文の 辺境ラジオ
この回で語られている”廃県置藩”という考え方には、深く納得させられました。
山形県って、外から見れば山形県というくくりで、さくらんぼ♪米どころ♪日本酒どころ♪というイメージなのですが、中の人から見れば置賜・村山・最上・庄内という4つの地域に区分されていて、文化や言葉がそれぞれ違うんですよね。『文化は昔の藩のくくりのまま、けれど現在のくくりとしては山形県』なので、文化も含めて山形を一つにすること自体に無理があるんじゃないのかなと。
実は、僕が辺境ラジオを聴き始めたのは、隠居系男子を運営している鳥井さんが書いた下記の記事に影響を受けたから。
『内田樹&名越康文の辺境ラジオ』で語られたAKBとEXILE論がものすごく的確だった。|隠居系男子
良記事なのでこちらもゼヒ読んでみてください。
終わりに
まだまだ人口が多い大都市圏で文化やトレンドが大きく発信され、その影響力が地方に飛散しているように思えます。
トランジションタウンとか、エコビレッジとか、自然食品とか、無農薬・有機野菜とか…。
地方発が全国トレンドになる場合も、結局大都市の大手マスメディアなどが拡散したから…という現実の多さに、中央主権的な仕組み・流れがまだまだ強いと感じずにはいられないながらも、多くの人口を抱え、多くの資本を持つ大都市の人たちが何を感じ、考え、行動しているのかをアンテナが高い人たちを通じて掴んでおくことは未来を創造する上でとても大切なように思えます。
情報収集の一つとして、上記3つのラジオ番組は本当におススメ。
スマホアプリのPodcastやTune inをダウンロードして、検索すればすぐに無料で聴けるようになるのでゼヒチェックしてくださいー!
せば、またの。