ひろろーぐ

小さな山村で暮らしながら、地域社会、民俗、狩猟、採集について考察・再定義するブログ

マルシェにいるかのような温もりを感じる地方の農産品お取り寄せサイト『むすび』がオープンされました。僕も運営にちょこっと関わっています。

2015/01/29

ども、田口(@tagu_h1114_18)です。 2013年の夏に構想が始まってから約一年。   中小企業診断士であり、東京にいる頃からとても仲良くさせて貰っていた石原さんが、むすびという地方の農産品お取り寄せサイトを2014年7月にオープンさせましたー!   通販で何でも購入できるようになったのは便利なんだけど、パソコン上だけで購入を決断するには勇気がいる。口の中に入るものだからこそ安心して食べたい。生産者がどんな人で、どんなふうに作っているのか、農作物に対してどんな思いで作っているのかを知りたい。 そんな本当に見たかった情報・知りたかった情報をむすびではしっかりと表現されています。 ホーム|食産地と食卓を結ぶ こだわりの地域食産品通販のお店【むすび】   僕も微力ながらサイト立ち上げに関わらせて頂いたので、サイトの特徴は勿論、むすび運営会社である株式会社リブブリッジ代表石原さんや僕の想いも含めてご紹介していきたいと思います。  

ホンモノの地域産品の『確かな情報』を届けたい…。

2014-08-023 地域産品を扱うウェブサイトは年々増えてきています。 BESEStores.jpのように、ECサイトを立ち上げること自体が非常に簡単になり、今やWEBサイトを持つことは名刺替わりのように当たり前のように整備されています。 それに合わせてか、インターネット経由で購入する人がドンドン増えている。 Eコマースの市場規模も年々膨らんできている。   けれど、確かな情報を届けられているウェブサイトはそう多くは無いように思えます。 写真は気合が入っているけど、「青森産りんご!」のようにご当地ブランドを押し出すだけの紹介や、文章はしっかりしているんだけど見づらかったり、生産者の顔は載っているけど、載っているだけだったり…。 お腹に入るモノだからこそ出来上がりの商品の紹介だけではなく、作り方が見え、生産者の想いに共感し本当に納得できる農産品を選びたいはずなのに中々そこまで表現してくれているサイトはありません。   なぜか。   めちゃくちゃメンドくさいんですよ。   作り方から生産者の想いまでを全て吸い上げて文章や写真で表現することが…。 僕もブログを一年続けてきてはいますが、文章を書く苦労はそれなりに知っているつもりです。   そこまで時間をかけてサイトを作り上げていく必要があるのか? 随所に検索キーワードを入れ、SEOをかけて広告を打てば済む話じゃないのか…。 これも一つの手段ではあります。   でも、完成品の紹介をしただけでそのサイトを見た人は本当に納得して購入してくれているのでしょうか? 口に入れた時に「美味しい!」と思えるのは一番大切ですが、それがどんな人が、どんな場所、どんな方法で作られているのかというのがわかれば、より一層安心して食べて貰えるんじゃないだろうか…。   むすびでは目に見えない情報をしっかりとサイト上で表現することを肝とし、食産品において以下の3点を重視して取り扱いをしています。
  1. 生産者の想いがつまり
  2. 地域の住民に愛され
  3. 素材の成り立ちが見える
  どんな食産品でも必ず存在している生産者、素材の成り立ちをしっかり見ていただいた上で購入を判断してもらいたい。 素敵な商品に目を奪われ、食べて美味しい!と感じることは多々ありますが、その商品の成り立ちを聞き、作り手の想いを聞いた時に感動することがあります。   「そこまで手間をかけ、想いを込めて作っているのか…」と。 石原さんがむすびのサイトを作ろうと山形の生産者さんを訪れた時にそんな思いを感じたそうです。   地域には想いを込め、こだわりを持ち農産品を作り続けている人たちがいます。 しかし残念ながら、多くの場合は流通経路が長く生産者の想いや素材の成り立ちが食卓にまでは伝わらない。 だからこそちゃんとしたこだわりの部分、生産者の素顔をサイト上でしっかりと表現していこうと決めたそうです。   目に見える華々しい完成品も勿論大切なのですが、目に見えない汗と泥にまみれた日々が本当に大切だから…。  

現場が見える地域むすび隊だからこそできること。

2014-08-022 僕のような地域おこし協力隊は全国に約1000人います。 その多くが都会から地方に移住してきた若者たち。   協力隊になった当初、受け入れ先の人達から歓迎会などが開かれた時に恐らく僕と同じような感動を味わったんじゃないかなと思う。   「こんな美味しいモノがあるんだ!」「みんな贅沢なモノ食べてるなぁ~!」 素材の味がそのまま生きていたり、採れたてだったり、本当に美味しいものが沢山あるんですよね!   僕の住んでいる大鳥も凄いですよ! 春の時期は山菜が凄い。フキノトウ・コゴメ・イタドリ・ゼンマイ・アイコ・ワラビ・シオデ・フキ・ミズ…野草って苦いイメージがあったのに全然苦くないんです。 それが本当に美味しくて…。その辺に食べ物が生えているという喜びがあり、春は楽しくてしょうがないですね。   ただ同時に、日本中から食材が集まる東京にいたのに鮮度の高いモノ、素材が美味しいモノに触れる機会が無かったなぁ…と感じました。 地域の農産品が地域で消費される、いわゆる地産地消も大切ですが、都市部の人達にも紹介して欲しいなぁ…と。   地域に住み込むと、美味しい食産品に出会い、生産者さんの想いや素材の成り立ちを聞くことがあります。 そして僕の知る限りどの農家さんもこだわりがあるし、「自分の作ったものは間違いなく美味しい!」と自信をもって作り続けている。 やっていることは地味だけど、泥臭くてカッコいいなと思う。   けれど、「農業だけで食べていくのは大変だ…。」「高齢者になったし息子も帰ってこないので、少しずつ作付面積を減らしている…。」といった声もポツポツ聞こえてくる…。 そんなことを聞くたびにもどかしさを感じる。   余計なお世話かもしれないけれど、地域の産品を都市の人にも紹介できれば地域の農産業も少しは元気になっていくかもしれない…。   そんな想いを持った地域を元気にしたい人たちを地域むすび隊とし、地方の現場から見えてくる地域に埋もれている農産品や、「この人はもっと広く知って貰いたい!」と思う農家さんを繋ぐ、パイプ役を担っています。   そして僕も地域むすび隊の一人。 むすび隊|田口比呂貴|食産地と食卓を結ぶ こだわりの地域食産品発信【むすび】   むすびでご紹介しているブルーベリー農家、鈴木農園さん。 鈴木農園|食産地と食卓を結ぶ こだわりの地域食産品通販のお店【むすび】
こちらのページで紹介されている商品をご購入頂くと、僕の財布にもほんのちょこっとだけ小銭がチャリンとなるシステムです。 地域おこし協力隊も3年間の期間限定であり、その後は個人の意思次第なのですが、地域に住み込みたいと思っている隊員にとってはむすび隊のように副業的にお金を稼げる仕組みは本当にありがたい…。   7月上旬には代表の石原さんと一緒に鈴木農園さんの農場を訪ね、収穫のお手伝いをさせて頂きました。 16_large 成長したブルーベリー。 53_large お手伝いのお母さんたちと一緒に手作業でひたすら収穫。 東京ドーム一個分の農場なので広くてめちゃくちゃ大変!!! 8_large ブルベリーの収穫の方法もちゃんと教わりました。 5_large 石原さん。いい笑顔! 10_large 収穫したブルーベリー。めちゃ美味しいです。   生産者の人柄に触れ、素材の成り立ちを聞き、実際に現場で収穫し、食べる。 そこで感じたこと、感動したことをそのまま伝えていきたい。   その想い、熱量が食卓にまで届けばいいなと思います。  

今はまだ、山形だけ。農家さんも、地域むすび隊も少しずつ増えていって欲しい…。

写真 2014-07-01 18 46 57 鈴木農園さんで完成したサイトのご説明中。   代表の石原さんがむすびのサイトを作ろうと思ったキッカケが僕や真室川町地域おこし協力隊である大友大志くんであるので、スタートの段階では山形に中心にご紹介させて頂いています。   農家さんの数や商品点数としてもまだまだこれからですが、石原さんは青森・秋田・島根や岡山にも足を運び、草の根活動をしています。 烏骨鶏を育て、卵を獲っている人やうさぎの肉を提供できる人、桃農家さんなど…石原さんの巡業の話を聞いているだけでも農家さんの想いや石原さんの感動思いが伝わり、ワクワクします。   生産者が自信をもって作った農産品、地域の人に愛されている農産品、素材の成り立ちがしっかりと見える農産品をしっかりと伝え、食卓に届けていく。 そういった形で、地方と都市が繋がっていったら素敵だなぁ…と思います。  

終わりに…

昨年の夏に構想が始まりサイトがオープンするまで約一年の月日が流れました。   構想段階から話をもらい、事業プランについて説明してもらったり、石原さんは今までに何度も山形まで来ては産直にいって農産品を食べてみたり、農家さんを一緒に訪ねてお話をしたりしてきました。 サイトデザインについても何度も電話で話をして少しずつ進んできました。   僕自身は実働としては殆ど何もしていませんが、農家さんを開拓するのは勿論、サイトを作っていくことにも相当な時間を掛けて作られたんだなぁ…というのを感じます。 日々、やるべきことを地道にこなしてきたからこそ、ここまで来れたんだと…。 だから、サイトがオープンしたことを本当に嬉しく思います。   僕が主体で立ち上げたわけではないですが、近い位置で関わらせて頂いて本当に勉強になりました。理念を持って事業を立ち上げること、会社を立ち上げること、戦略を立てていくこと、周りの人に協力してもらうこと、形にしていくこと…。 自分が地方で仕事を創っていかないとな…と改めて思い返されました。   地域むすび隊としても、庄内のうんめぇごっつぉをもっとご紹介していきたい。 特に庄内米…。 庄内のお米、ハンパなく美味しいです。   自薦・他薦問わず、「庄内にはこんな美味しいものがあるよー!」「素敵な農家さんがいるよー!」という情報がありましたら、教えて貰えると嬉しいですー! また、全国の地域おこし協力隊を始め、地域活性に取り組んでいる方々・自治体さんで、地域むすび隊に興味があれば、僕のブログのお問い合わせからご一報下さいー。   これからもむすびの動向についてちょこちょこご紹介していきたいと思います。   せば、またの。

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