ひろろーぐ

小さな山村で暮らしながら、地域社会、民俗、狩猟、採集について考察・再定義するブログ

2021年の振り返り

ども、田口です。

ブログ、本当にご無沙汰しています。もはやイベント告知のみのブログになっていますが、過去記事からのアフェリエイトやグーグルアドセンスの広告収入で年3万くらい入ってくるので辞めたくても辞められません。笑

さて、毎年一年間の振り返りをしているのですが、コロナ禍であまり動けなかったので県内の寺や神社、即身仏や史跡を回った。金峯山にも7年ぶりに登ったかな。残念ながら今年も月山に登れなかった。志津からロープウェーで近くまではいったけど。あとは11月のコロナが少し落ち着いたタイミングで北関東から南下するフィールドワークを1週間やってきたくらいか。短かったけどこれも結構面白かった。別の本とかでその地域の記述が出てくると頭の中で風景で思い出されるのは現場の素晴らしさだなって思う。

筑波山からみた霞ヶ浦。関西で言う琵琶湖的な立ち位置。江戸時代は無論水運でも機能していた。

筑波山からみた関東平野と東京。右側に小さく富士山が見える。

山からじっと眺めていると、江戸、東京を支える関東平野がどのくらいのスケールなのか、田畑がどのくらい広がってて街がどんな場所にあるのか感覚的にわかります。

これまで2年くらいかけて自宅学習でテーマ史的に農業、狩猟、林業、登山、近現代日本史、東北史、山形史、庄内史と、浅く広く勉強してきたので、来年は朝日村を勉強して、そして大鳥へと。最終的にはもう一度大鳥の本を、今度は厚めのやつを書きたいのです。聞き書きやフィールドワーク、古文書を読むことも考慮するともう2~3年は準備期間が必要だけど。

それとは別に最近はまっているのは地学。地理と地質と石と。地図を見ながら歩いて、石を拾ってルーペでじろじろ。寄り道しながらそれも楽しかろうってことで。

 

ここで、誰も求めていないだろうけど、僕のフィールドワークのスタイルを公開してみます。

僕のフィールドワークのスタイル

・車移動が基本。車内に布団、自炊セット、衣類、ランプ、アメニティーグッズを詰め込んで車で生活することが多い。疲れたらホテルを取ることもある。

・ノート、カメラ、ルーペは常時携帯。

・スマホにはスーパー地形というアプリを入れていて、それで国土地理院地図&地形図&地質図を見る。
※トラッキングもポイント記録もできる800円くらいの超優秀アプリ。ブラタモリでも使われている。

・行きたい場所についたら、地図をみて川と山、平野、海の位置関係を見る。

・展望台とか山とか、高いところに行って町・集落を見下ろしてみる。

・博物館や城跡、史跡、寺・神社、ジオサイトなどに行って歴史を知る。
※現地の資料、パンフレットは結構もらう。施設の人に話を聞いたりもする。

・城下町や集落を歩いて街づくりや暮らしぶりを見る。

・過去に川の氾濫や地震、土砂崩れなどがあった地域やジオサイト的なものがあればその現場までいってみる。

・深堀りしたいテーマ・エリアがあったらその地域の図書館へいく。

・できるだけ地域の名物、食材を食べる。

・夜はコインランドリーで洗濯したり、カフェでその日ことをノートにまとめる&次の日の行動予定を立てる。
博物館、ジオサイト、寺、神社、集落などなどを調べていく順番を考える。

 

とまぁこんな感じ。毎日忙しいですが、楽しいです。

最後に、今年観て面白かった映画や本を以下に幾つか上げておきますね。

おススメの本など

 

高いけど、一生もんだと思えば買いです。デスクワークが多い人にはおススメ。

 

おもしろかった映画

ひとにぎりの塩 / 石井かほり

エレニの帰郷 / テオ・アンゲロプロス

スパルタカス / スタンリーキューブリック

フルメタルジャケット / スタンリーキューブリック

デルスウザーラ / 黒澤明

息子のまなざし / ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ

 

今年は、プロジェクターも買って、自宅で映画を見ることが増えました。ホームシアター、良いです。

来年も良い年になりますようにー!

せばまたの。

-セルフマネージメント

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