【イベント】マタギと巡る朝日連峰(泡滝ダム~大鳥池)トレッキング ~山の恵み・タキタロウに触れる小さな旅~
2023/12/05
ども、田口(@tagu_h1114_18)です。
大鳥地域で初めての僕発信の企画をやることになりました。
テーマは山の教室。
今回は第一弾として、山の恵みを活かし、生きる大鳥の人から山の資源・恵みを一緒に探したり、紹介してもらいながら一緒に大鳥池を目指します。
普通のトレッキングスクールとは違った見方で山と接しているマタギ。時に狩猟であり、時に山菜・キノコの採集であり、時に木こりである。
山は人をリフレッシュさせてくれる場所でもあるが、人を生かしてくれる場所でもある。
今回のイベントではタキタロウ調査でも話題になった大鳥池までマタギとトレッキングをしながら、山の恵みを紹介し、可能であれ採集していきます。
山小屋ではなんと、今年行われたタキタロウ調査のお話も聞くことができます♪
普通の山登りでは知ることができないマタギの世界、そして大鳥に伝わる伝説の巨大魚タキタロウのお話の二本立てで、一緒に秋の山をちょこっと楽しみませんか?
以下、イベント案内の本文。
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山にはどんな恵みがあるだろう。
山にはどんな暮らしをする人がいるのだろう。
山登り・トレッキングで山に入っていくと、不思議と自分をありのままの姿に戻してくれる。
ブナの森に囲まれ、川のせせらぎを感じ、目の前に広がる壮大な景色に胸を打たれる。
都市の喧騒では感じられない静けさから、心の落ち着きを取り戻す。
けれど、それだけじゃない。
登山者として富士山に何回登ったとしても、知らない世界が存在する…。
昔から人は、山を切り開き、村を作ってきた。
そこで暮らすにとても都合が良かったからだ。
田んぼや畑を切り開く。山から沢水を引っ張ってきて、生活用水にする。木を切って住居や小屋を建てる。薪にも使う。山に行けば春は山菜、秋は木ノ実、キノコが採れる。動物たちもいる。採れた資源を保存する知恵も身につけた…。
里山では四季に合わせて農耕・狩猟・採集を行い、小さな循環型社会を昔から形成してきた。
山で生きる人にとっては、山は恵みの山。
登山・トレッキングで触れる山とは見ている世界が違う。
今回のイベントでは、大鳥池までトレッキングをしながら、中々知ることができない『山を活かす』世界へとちょこっと誘います。
大鳥在住で現役マタギである工藤悦夫さんを山の案内人としてお招きし、山の恵みを紹介してもらいながら一緒に大鳥池を目指します。
大鳥池湖畔のタキタロウ山荘(大鳥池の小屋)に到着したら、山の恵みを活かした森のごっつぉをみんなで頂きます。
昼食後は旧朝日村最後の村長であり、タキタロウ山荘の管理人である佐藤征勝さんから2014年度タキタロウ調査についてお話いただきます。2014年9月6日~8日、30年ぶりに大鳥池に潜むと言われる伝説の巨大魚タキタロウの調査を行います。その結果はいかに…。
秋の恵みが実り始める朝日連峰。
地の人が見る山の世界はどのようなものなのか…。
“あなたが知らない山が、きっとある。”
イベントチラシ
チラシダウンロード(PDF形式:157KB)
【イベント内容】
1.現役マタギ、工藤悦夫さんと共に泡滝ダム~大鳥池まで里山暮らしで活用している山の恵みを紹介してもらいながら登ります。(約3時間半)
2.大鳥池の湖畔にあるタキタロウ山荘にて山で採れる食材を活かした森のごっつぉ(昼食)をみんなで頂きます。
3.昼食後、2014年度に実施されたタキタロウ調査について、佐藤征勝さんからお話頂きます。
【講師プロフィール】
現役マタギとして大鳥地域で活躍中。
繁岡自治会長、大鳥地域づくり協議会会長も兼務する。
朝日村元村長。旅館朝日屋を経営。
現在はタキタロウ山荘(大鳥池の山小屋)管理人
【イベント詳細案内】
■日程:2014年9月20日(土) 朝7時~夕方5時頃まで
※小雨決行。荒天の場合は中止。中止の場合は9月19日(金)までに連絡致します。
■集合:朝7時 タキタロウ館(山形県鶴岡市大鳥字高岡55-8)
※タキタロウ館から泡滝ダムまでは車を乗合いを予定しています。
■持ち物:登山しやすい服装(長袖・長ズボン)・登山に適した靴・カッパ・飲み物・カメラなど
【募集要項】
■募集人数:15人(定員になり次第締切り)
最少催行人数:5人
■参加費:大人2,000円 子供(小学生のみ):1,000円昼食代・保険料・講師料含む)
※安全上の都合により、小学生は5年生以上を対象とさせて頂きます。
■応募方法:氏名・生年月日・年齢・住所・電話番号を明記の上、下記住所・メールアドレスに送付頂くか、もしくはお電話にてご応募下さい。
当サイトでも応募フォームからご応募頂けます。
■応募締切日:9月17日(水)必着
企画・運営団体:大鳥地域づくり協議会