ひろろーぐ

小さな山村で暮らしながら、地域社会、民俗、狩猟、採集について考察・再定義するブログ

【イベント告知 8/16(火)】真夏の魚つかみどり大会『大鳥川フェスタ』を今年もやります。親子で大鳥に遊びにきてね。

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ども、田口(@tagu_h1114_18)です。

連日、うだるような暑さで山に行くのもためらいがちになりそうな今日この頃。

近頃は川猟に少し興味を持ち、釣竿を垂らしてみたり、沢登りに連れて行ってもらったりしています。

 

大鳥の人から昔話をよく聴くのですが、大鳥の人たちが子供の頃は川に数えきれないくらい魚がいて、手づかみは勿論、釣りをしたりヤスを使ったり、網を投げたり、罠を仕掛けたり、はたまた夜に明かりを照らして魚を突いたり…。今では禁止された猟方もありますが、夏といえば川遊びが定番だったようです。話を聞いているだけでワクワクしてしまいます。

昔とは周辺状況が変わり、今では川に棲む魚も少なくなったそうですが、シーズンにもなると今でも釣りのお客さんが全国各地から来て、イワナやヒメマスを釣り上げていきます。そのくらい、大鳥の水がキレイということですね。

 

前置きが長くなりましたが、タイトルにある通り、今年も大鳥で魚のつかみどりを行いますよー。

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魚のつかみどりは朝10時~、11時~、12時~と計3回おこないます。魚はイワナとヤマメの予定。一人3匹までなので、つかめなかった子供もちゃんと魚を食べられますのでご安心を。

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魚をつかんでからはできれば自分で魚をさばいてみよう。お腹にナイフを入れて、内臓を出したり洗ったりします。地元の人が指導しますので、安心して挑戦してみてくださいねー。

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炭火で焼くので香ばしくて美味しい。焼き加減は地元の人がみてくれます。

焼き終わったらおそばと一緒にお召し上がりくださいねー!(魚つかみに参加したら、かけそばが一杯付いてきます。)

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午後からは大鳥在住であり、庄内ネイチャーゲームの会 代表の工藤悦夫さんによる石ころアートも行います。河原で石ころを拾って、自由に組み合わせて石ころで動物を作ってみたり、船を作ってみたり…。思い思いの形を石を使い、組み合わせて、ペイントしていきます。どんな形ができるかな?

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作品見本。色塗りするとかわいいです。

 

また、タキタロウ館ではいつも通り、釣り堀もやっていますし、玉こんにゃくやかき氷の出店もありますので、暑気を払いながら楽しんでください。

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タキタロウ館の館長の工藤静代さん。

 

個人的には魚つかみも勿論ですが、河原の石ころをどかして川虫を探したり、カジカを探したり、笹船を作って流してみたりするのも楽しいです。

ぜひ、暑気払いに、お盆休みの締めくくりに、お子さんと一緒に大鳥川フェスタにご参加ください。お待ちしていますー!

 

大鳥川フェスタ イベント概要

日時:平成28年8月16日(火) 受付10時~

場所:タキタロウ館 及び 大鳥川周辺

参加費:魚つかみどり体験(かけそば付き):一人1,200円 保育園児・幼児+大人:1200円(一回当たりの料金)。※2回目、3回目の参加は別途料金が必要ですのでご注意ください。

※魚つかみは3回行います。(11時~、12時~、13時~)

※やまめ・いわなを一人当たり、合計3匹までつかみどりできます。魚はその場でさばいて焼いて食べることが出来ます。

その他催し:かき氷、玉こんにゃくの販売、石ころアート(工藤悦夫さん)、釣り堀(タキタロウ館)など

予約・問合せ:タキタロウ館(0235-55-2452) もしくは 鶴岡市朝日南部コミセン(0235-55-2252)

※当日参加も可能ですが、予約をして頂ければ魚のつかみどりの参加も確実です。

主催:タキタロウ村組合 共催:鶴岡市朝日南部自治会連絡協議会

 

ちなみに、以下のリンクが去年のイベントレポートです。

参考:開催5日前からの告知で『魚のつかみ取り大会in大鳥』に200人を集客。広報活動よりも、繋がりの蓄積が機能した。|ひろろーぐ

この文章でも書きましたが、大鳥=魚のつかみどりというイメージが、タキタロウ祭りを含め、地元の人たちの力によって長年蓄積されてきたからこそ、今があると思っています。

現在では高齢化率も70%を越え、スタッフが減ったりもしましたが、小規模で続けていこうという気概で若手を中心として行います。

ということもあって、当日のボランティアスタッフも募集しています。お仕事の内容は、魚つかみのスタッフ(魚つかみ用の魚を運んだり、魚をさばく補助、焼き係の補助など)、タキタロウ館の補助(玉こんにゃくの販売等)

ご興味ある方は田口に直接ご連絡いただくか、上記タキタロウ館・南部コミセンにお電話ください。終わった後はスタッフで打ち上げも行いますので、ぜひそちらもご参加くださいね。

田口連絡先:tagu_h1114_18@yahoo.co.jp

 

せば、またの。

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