ひろろーぐ

小さな山村で暮らしながら、地域社会、民俗、狩猟、採集について考察・再定義するブログ

地域おこし協力隊の冬のとある一日の過ごし方と、自己管理術をちょこっと…

2014/06/07

「協力隊って普段は何しているの?」


街に出て知人と話していると、たまに質問をされます。


興味を持って?質問してくれているのはありがたいのですが、実はこの質問に答えるのは結構困ります。


なぜなら、毎日同じ動きをしているとは限らないから…。


イベントの準備をする時もあれば農作業も手伝うし、商品デザインをする時もある。移動居酒屋をしたり、新聞を作って配布したり、山に草刈りにいったり…


全国津々浦々に地域おこし協力隊はいますが、それぞれの協力隊も別々の活動をしています。ゆるキャラでPRしたり、ひとつの事業に特化して取り組んでいる事例もありますが、殆どはその限りでは無さそうです…

「協力隊とはこの仕事をしています!」というのを具体的に言うことができないから、地域活性化という言葉に落ち着いているんじゃないかな~と思います。


でも、代表的な一日の流れは無くはないので、今回は地域おこし協力隊として働いている僕の、冬のとある一日の過ごし方をご紹介していきます!

【大鳥での、冬のとある一日の過ごし方】

8:30 起床

9:00 出勤・屋根の雪下ろし

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12:00 昼休み

13:00 屋根の雪下ろしの続き

15:00 屋根の雪下ろし終了、事務所で事務作業。

事務所

16:00 勤務終了。モノづくり開始

IMG_1149テンゴを作ってみたり…

IMG_0923カホンを作ってみたり…

19:00 夜ご飯

20:00 モノづくり再開

21:00 ネットサーフィン、資料作り、ブログ記事作成

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24:00 読書

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25:00 就寝


大まかに言えば、朝~昼は外で出来る仕事をして、夕方から趣味?のようなモノづくりをし、夜はネットサーフィンや情報収集、ブログ記事作成などに当てています。

昼できることは昼に、夜でもできることは夜にと分けて一日を使ってみると、なんとなく一日を有効利用できている気分になります。


また、一日の中で出来るだけ毎日体と頭を両方使うようにしています。

パソコンとばかり向かい合っていてもいいアイデアは浮かんでこないし、体を動かしてばかりでも体が悲鳴を上げてしまう。

頭と体が丁度いいバランスを取れているときはスッキリするし仕事もはかどります。


あと、寝る前に必ず『今日やったこと・今日できなかったこと・明日やること』を決め、日記のようなモノにつけてから寝ています。

これは自己管理術のようなものですが、このリストはかなり強力。


ちなみに以下のような感じで、2012年の7月10日からほぼ毎日つけています。

田口デイリー報告 2014年1月14日

今日やったこと
・太陽光発電の箱作り
・文章作り
・データ送付
・予算見直し会議
・HP更新

今日できなかったこと
・取材

明日やること
・社会福祉協議会へ訪問
・ブログ記事作成
・市民福祉課へ訪問
・ホームセンターへ買い物
・湯野浜へ移動、忘年会

※文章作りとかは表現としては抽象的ですが、自分の中で何をやればいいかは勿論わかっています。


今日一日で何をしたか、明日は何をするかを明確に決めておけば、何となく時間を過ごすことなくテキパキと動ける。

それに一つ一つのタスクをクリアしていくと、なんだか満足感があります。

これは仕事においてもプライベートにおいても同じことが言えるのではないでしょうか。


長期の目標も大切なのですが、今の自分からはかけ離れてしまっているのでイメージが抽象的になりがちですよね。

僕自身、協力隊の任期が終了した後も大鳥に住み続けるつもりでいますが、そのイメージは今のところ割と抽象的…。


でも、明日やることとなればイメージも出来るし、何やればいいかも分かる。

地道に毎日積み重ねていくことの方が、長期目標への近道なんじゃないかなと思います。


このリストはマジで良いです♪

タスク管理のアプリは無料で沢山あるし、アプリのメモ帳とかに書き込んでも良い。

スマホのアプリなどであれば、いつでもどこでも確認できるので便利です。


何となく時間を過ごしてしまっていて、なんだかなぁ~と思う日が続いている人は、ゼヒ一度試してみてくださいね。

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