僕がそれでも大鳥地区(山形県鶴岡市)に住み続ける6つの理由。~山の恵み、山の文化が揃った大鳥が素敵すぎる~
2015/01/29
便乗テーマのエントリー♪
それでも○○に住み続ける理由シリーズが全国津々浦々でエントリーになっていて話題になっています。
隠居系男子さんというブログのあなたの町の魅力も伝えて欲しい!「私がそれでも(地方)に住み続ける」シリーズをまとめてみた!という記事で、全国のエントリーが紹介されているのですが、山形県は一個も無いではないか!
なんてことだ、山形県民!
睡眠時間が全国で一番多いとは言え、寝すぎはよくないよ!
寝坊も良くないけど!⇒僕のこと…笑
今年は山形県でDC(ディスティネーションキャンペーン)キャンペーンもあることだし、山形の魅力、じゃんじゃん発信していきましょぅ♪
てことで、山形県民の第一号エントリー、いきまーーーす!!!
1.食材がそのへんにゴロゴロ転がっている
山菜、木ノ実、薬草、キノコが山に入ればゴロゴロ生えています。(私有地は勿論NG)
山菜や薬草に至っては、道路の脇に普通に生えています。川に行けば天然のイワナやハヤ、高級魚のカジカまで…
奇跡の原価ゼロ円。
山菜はおじいちゃんおばあちゃんの食べ物でしょ?と思われるかもしれませんが、タラの芽の天ぷらやわらびの生姜醤油など、誰が食べても美味しいです。
2.マタギ文化が残っている!
大鳥といえばマタギです。狩猟と採集の文化を持った山の民。
秋~冬になると猟期が始まって、カモ・ウサギ・ヤマドリなどなど、普段滅多に食べられないジビエが普通に食卓に並びます。中でもダイナミックなのは熊狩り。
集団で行う巻狩り猟の方法をとっていて、春先の冬眠から目覚める頃に狩りに出ます。
1週間狩りに出て獲物が一匹なんてこともザラですが、獲れたら熊鍋をしたり毛皮を使ったり…。「山で生きるとはどういうことか」を実体験できる。
3.メシが死ぬほどウマイ!
山菜・薬草・キノコ・ジビエなどを紹介してきましたが、野菜やお米、ソバもめちゃくちゃウマイ。
冬は3m以上積もる、超雪国なのですが、春~秋にかけて雪解け水が山から注ぎ、田畑に恵みを与えます。それでいて昼と夜の寒暖差が激しい。農作物を作る環境としてはこれ以上ないほど恵まれています。
新潟の超有名な魚沼産コシヒカリと同じような自然環境の元で作られたお米なので、大鳥で作られる作物が美味しくないわけがありません。
地元の人は都会に住む人より間違いなく贅沢な食生活を送っていますね。
4.四季をハッキリと感じられる。
春の川の音、夏のホタル、秋の紅葉、冬の静けさ。
都会にいては中々感じることができない一年の移り変わりを日々、感じることができます。
また、山に入ると川や沢水が多くあることに気づきます。
地元の人は山から沢水引っ張っていたり井戸水を掘り出したりして、できる限り生活用水に活用していたり、お米や焼酎の水割りの水を汲みに市街地から人がやって来るほど水がとてつもなく豊か。
5.出費がとにかく少ない
良くも悪くも、お店が2軒しかありません。酒やタバコ、つまみや調味料くらいは買えるけど、なんでも揃うワケではありません。
とは言えコンビニやスーパーに行こうものなら車で30分もかかるので、週に1~2回しやかいかないし。お菓子やジュースなど余計な出費がありません。
6.光ケーブルでインターネットが超サクサク。
標高300m級の山奥なのに光ケーブルが来ています。
通信環境はバッチリ。人口密度が少なく、回線が込み合うことも無いのでいつもサクサクインターネッツ!
ネットを使って仕事をする人なら、不快感も無くサクサクと仕事ができるはず!
携帯もau以外は全て電波が通じています!スマホの回線はどう頑張っても3Gまでしかなりませんが…
まとめ
世間一般的に見ればただのド田舎ですが、見方を変えれば資源に恵まれた里山。
800年以上の歴史がある地区で、マタギなどを始め独特の文化が残っていて、生活スタイルも普通の里山と違うのも面白い。
交通の便が悪かったり、冬は雪に閉ざされたり、水道が凍ったりと何かと不便な面もありますが、その代償として資源にずば抜けて恵まれているというのも事実。
山のことはまだまだ知らないことが多いけど、マタギの精神を持ちつつこれからも山の民になれるように大鳥を堪能していきます♪