ひろろーぐ

小さな山村で暮らしながら、地域社会、民俗、狩猟、採集について考察・再定義するブログ

現役高校生に向けて『人生でやりたい100のリスト作り』ワークショップを開催してきました。

2015/01/29

前回、全ての現役高校生が絶対に知っておくべき、たった一つのこと。という記事を書かせてもらいました。

これは、鶴岡中央高校のとある先生から「講話やワークショップのようなことをしてみないか?」とお声をかけて頂いたことで実現し、講話させて頂いた内容の補足のような記事なのですが、今回はその後半で高校生に向けて行ったワークショップについて、やりたいと思ったキッカケや理由、反省などを踏まえて綴りたいと思います。

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『人生でやりたい100のリスト作り』のワークショップをやろうと思ったキッカケ。

一番大きなキッカケは、Hibilogを運営している青木優さんのブログ。

青木さんがHibilogの中で、人生でやりたい100のリストを公開していて、そのリストを一つ一つ実践し、達成しています。タスクマネージメントというよりは、やりたいことマネージメントみたいな内容。その『人生の100のリスト』をワークショップ形式で行っている記事を見て、「これをやろう!」と決めました。

実は、僕自身も2011年の夏に『夢リスト100』というのを作って実行していました。

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そのリストの達成度合いは2013年春までで17/100。

 

普通の会社員から、地方で働く若者へ大きく方向転換したことでやりたいことが様々変わったためにリストを作り直したのですが、それにしても100のリストを作り実行してきたことで自分がやりたいこと、少しずつやれてきたなぁ~という自負があります。

やりたいことリスト100

2014年冬に作成

 

達成した内容は他人にとっては大したことないかもしれないし、ただの自己満足と言われてもしょうがないことばかりだけれども、「過去に自分がこれだけのことをやってきた!」という自信に繋がっているし、実際に経験したことは堂々と話すことができる。

例えば、タイのカオサンロードでやったフリーハグの動画を見せたり伝えたりすると、「私もやってみたい!」というように思ってもらえることがかなり多い。金髪の美人なねーちゃんと抱き合ったことや、ホームレスと抱き合ったことなどなど…覚えている範囲内で赤裸々に語れるので、聞き手もイメージがしやすいのだと思います。

一方で、知識を沢山持っていて、「あそこではこんなことやってるよ!」とか、「あそこの事例をマネしたら良くなるんじゃないか!」みたいなことばかり言う人がたまにいるんですけど、実際に見たり聞いたり、感じたりした原体験が伴わない情報は総じて影響力が弱いように思えます。そして、「そんなに良いと思うなら、なぜ自分がやらないんだと…」思ってしまいます。単純に言うと、実体験が無ければ説得力が無いんですよね。

できれば自分はそうなりたくない。

だからやりたいことをリスト化し、できることからやってきました。

振り返ってみれば、やる前は大変大きな壁のように見えたけど、やりきってしまったら、案外大したこと無かったな…と思える。そうやってリストを一つ一つ潰していくことで、また新しいことに対し自主的に・主体的に取り組んでクリアしていくことが楽しくなってきます。

そういう感覚をこれから大学生になっていく、もしくは社会人になる高校生が知り、実践していくキッカケとなれば、経験に満ちた学生生活を送れると共に、誰かに言われてやるのではなく、自らで考えて動くことを体感として学べるんじゃないかな~と思い、今回のテーマとしました。

 

なぜ、高校生が『人生でやりたい100のリスト作り』をやるべきなのか…不自由から、自由になることの本当の意味。

僕が高校生の時は、早く働きたいとか、早く大人になりたいと思っていました。

働いて自分でお金を稼げれば、好きな時に飲みにいったり、遊びにいったりできる。財布も誰かに握られることは無いのでいくら使おうが自分の勝手。

自分の思うように生きたいと思う反動は、高校生活が目に見えて不自由だと感じられるからでした。

朝8時半には学校に行かなきゃいけない。髪を染めてはダメ。私服もダメ。バイク通学もダメ…。学校の中にいると規則が多すぎて窮屈になってきてしまう。

だから、「学校の規則から脱することが、自由であり、大人。そのステップが大学や就職なんだ!」と考え、進学することだけは決めていました。

今思えばかなり履き違えた自由なのですが、「まぁあの頃は若かったしな…。」なんて今は思うしかないですが、本当の意味を知れるならもっと早く知りたかったです。笑

 

多くの高校生は高校を卒業したら大学or専門学校or就職という道へ進む。(個人的には別の道があっても全然良いと思うのですが…)

それは自分のお金も時間も自由に使えるようになるということと、自分の行動に対しては自分で責任を取らなければいけなくなることを意味します。

大学へ進学するとしたら、履修登録も自分。授業を受ける・受けないも自分。単位を落としかけたときに、教授に再試験のお願いをするのも自分。大学の事務は何千人もいる学生を一人一人かまっていられないので、卒業するもしないも自己責任。

今は割と職業選択の自由もあるし生き方も人それぞれで良しとされてきていますが、裏を返せば成功も失敗も自己責任で、社会が用意したレールに乗るか反るかも自分次第。

地域格差、教育格差、経済格差もあるのである意味残酷なのですが、今の社会は基本的にそうなってしまっている。

 

だからこそ、その世界に入る前から『人生でやりたい100のリスト』を活用して自分で考え・実践するという訓練を、高校を卒業するまでの間に沢山しておかなければいけないと思い、今回のワークショップをやるに至った。

 

ワークショップ『人生でやりたい100のリスト作り』を実際にやってみて…

実際のワークショップでは、100のリストとは何か?自分が実際使い始めてからどのように変わったか、100のリストを作ることのメリットデメリットを前置きとして説明した後に、30分で人生でやりたい100のリストを書いて貰いました。

 

実際に書きはじめると20個あたりでペンが止まり、頭を抱え始める様子がみえました。

僕と全く同じです。僕も初めて作ったときは、3日くらいかかった気がします…。笑

やりたいことはあるのに、いざ出せと言われると中々出てこないんですよね。

そんな中、70個書けたという強者の女の子がいました。凄い。

高校生のリストを少し見せてもらうと、MBA(アメリカのプロバスケリーグ)に出るとか、ディズニーシーにいくとか、魔女になるとか…色んなやりたいことが出てきて面白かったです♪

 

そのあと、4人1組になってもらって、100のリストを共有しました。

共有の狙いは、お互いのやりたいことを共有することで、お互いのことを知れたり、友達と前向きでワクワクする話が出来たり、自分のやりたいことが増えたり、一緒にするキッカケにしてもらうこと。

「見せて!」という声があったりして、お互いのリストを見せ合う楽しさを感じてくれたように思えます。

 

最後にやりたいことを達成するためのコツを少しお話させて頂き、ワークショップを終了しました。

 

高校生からのアンケートの一部抜粋

リストを作ってみて、さすがに100個はかけなかったが、実際に自分がやりたいことがたくさんあって少しびっくりした。他の人のリストもみて、また少し視野が広がったのでこれを参考にしたい。

リストを作ることで今までに夢がないなーと思っていたが、将来についての楽しみや夢ができて良かった。またできるだけ多く実現したい。

「やりたいことを100個やる」というのは、前に本で読んだことがあり(読書感想文を書くときに)、実は一度作ったことがあります。その時は20個ほどで限界だったような気がします。ちなみに今回は37個でした。やりたいことが増えていて驚きました。今回作ったリストは大切にとっておきます。実現させるために、「達成するまでの期間と費用」を考えてみたいです。やりたいことを考えているときは自分が見えてくるなぁ…と思いました。

やりたいことを100個書くことがすごく楽しくてすごく楽しくて書いててワクワクしました。意外にやりたいことってあまりないんだなと思いました。

自分のやりたいことを書いたりして、自分がやりたいことと思っていることを改めて知ることができ、無駄なことをやめて自分のためになるようなことをしたいと思いました。やりたいことリストに書いたことが全てできるようにがんばりたいと思います。

やりたいことがたくさん上がってきたので何かしらやりたい。他の人のやるたいことを見てておもしろかった。

実際したいこととかたくさんあるのにあまり思いつかないのにはびっくりしたし、これから続けてやっていくと楽しそうなのでやろうと思った。こーゆー感じのことするの好きなので楽しかったです。

私もやりたいことが本当にできているかわからないし将来がどうなっているかはわからないけどまず、今日教えていただいたやりたいことリストを作ることから始めてみたいです。全部が叶うかはわからないけど、すぐ無理とかできないとか諦めないようにしたいです。絶対いつか叶うようにがんばりたいです。

※今回のクラスの男女比が3:7くらいだったので、女子の方のアンケートのほうが多めになっています。

 

終わりに

今回初めて『人生でやりたい100のリスト作り』をワークショップ形式でやってみて、教室では「なんだこいつ?」みたいな視線を感じていたのですが、アンケートを見てみると思った以上に反応が良くて驚きました。笑

一方的に話を聞くだけではなく、話をしたり手を動かしたり、その場でアウトプットする方が面白いんだな~と実感。前半の講話で自分が話しすぎたことを反省しなきゃです…。

 

あと、このワークショップをやるためにロバートハリスさんの『人生の100のリスト』の本をアマゾンで購入したのですが、まさかまさかのワークショップが終わってから届くという始末…

でも、見ているとワクワクしてきます♪

思考が開放されているというか、考えが縛られていないというか…日々の生活、仕事を考えているとついつい現実的な発想しか生まれてこないのですが、この本を見ていると解き放ってくれるような気がします…。

100のリストをもっと理解したいと思う方はゼヒ手にとってみてください。

Amazon.co.jp: 人生の100のリスト: ロバート・ハリス: 本

 

また、機会があれば『人生でやりたい100のリスト作り』のワークショップをやりたいと思います。

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